盲導犬（候補）エレナの日記: 4月 2012

2012年4月30日月曜日

ゴールデンウィーク前半

始まりましたGW。
早速、車に乗っておでかけです。

GWというと大渋滞のイメージですが、旅行は大好きだけど、並ぶのは大嫌いというお父さんが企画すると、スイスイのGWです。

ここは「ローズヒルあまがせ」。
今年は３月に気温が上がらず、バラの開花はもう一つ。
芝桜が咲いていました。

そして、「フラワーパークあまがせ」。
広〜い敷地内に、燦々と太陽が降り注いでいました。もちろん、犬も入れます。

「おか〜さん、広いわんね〜」

「うん。広いね。
そして、貸し切りだね。」

ほんとにGW？
お父さん、すごいとこ見つけたね。

しばふ、食べほーだいだわん♪

はふはふ

はふはふ

だんだん、ジャージー牛に見えてきたよ。

そして、この夜、草と餌を吐きました(^_^;)。

遊具も貸し切り〜。

湯布院にほど近い、塚原高原に宿をとりました。
ここは、塚原水源。近づいただけで、ひんやりします。

冷たい水に入りたがるエレナのリードと末っ子のTシャツを引っ張る。
天然水はおいしいわん♪

由布岳をバックに

高原ではお決まりのアイスクリームを。

ここでも、もちろん並ぶなんてありません。

オニパンのオーナーはラブ好きさん。
外で待ってるエレナに会いに出てきて下さいました。
盲導犬候補だと言うと、ちょっと悲しそう･･･。先日は、リタイア犬を２匹つれた方が寄られたそうです。
私も数年後はそうなりますっ(^-^)/。

今回泊まった貸別荘。
雑木林に囲まれた素敵な宿でした。

『畳の部屋はエレナを連れて行けない！』というお母さんの願いを聞き入れて、フローリングのお宿。

エレナもリラックス〜。

旅行に持参するソフトケージにも、自分から入ってリラックス〜。

エレナは、とてもお利口さんです。
家族が一緒にいさえすれば。いつも一緒にいさえすれば。

二日目の夕食時、ソフトケージで待たせて帰宅すると、ケージを破って脱出し、棚の上のカバンに入っていた翌日の餌まで全て完食していました。
あんなに、お腹が丸々としたエレナを見たのは初めてです。
そして、三日目の朝食時、車の中で待たせていたら、ティッシュを散乱させ、助手席の後ろについているはずのポケットが引きちぎられていました。

なんとなく落ち込む母ですが、
「エレナは可愛いけど、きれいなバラにはトゲがあるのとおんなじだね(^^)」と、ケロリと言う息子に救われました。

そして、帰りの車では
♪エレナは悪い子　いたずらっ子
エレナを車で待たせると
車を破壊するけど可愛いよ〜
エレナは悪い子　いたずらっ子
大好きだよ〜♪

と歌われていました(-_-;)。それで良いのか？エレナよ。

2012年4月26日木曜日

小さな出会い

今日もテケテケ１時間以上歩いてきました。「気んもちい〜い♪」なんて思ってるけど、紫外線は夏よりも強いんだとか･･･(>_<)。
普段はアスファルトの上ばかりですが、冷たい土の感触だね〜。
動物園近くの雑木林は誰もいなくて、エレナの貸し切り。リードを放してやりたいけど、そんな度胸もなく。

帰り道、低いブロック塀の穴からピィピィ聞こえてきて、覗き込むとシジュウカラの雛が口を一生懸命に開けていました。
私が覗き込んだら、エレナも覗き込んだので慌てて引き離しました。
すると、少し離れた場所からカラスが狙っているではありませんか！
私がエレナに「カラスに吠えて！」と言っても首を傾げてカラスを見つめるだけ。じっと睨み合いが続きます。
『ア〜ホ〜』
「アホじゃない！雛はダメ！」
どこかに小石はないものか、と探すが見あたらず。右手に握ったフードを投げるか･･･。
カラスにも待ってる七つの子がいるのかもしれないけど、私の目の前で雛を襲うことは許さん、と睨み続ける間、エレナはおとなしく付き合ってくれました。
とりあえず、カラスはその場を離れたけれど･･･無事に育ちますように。

2012年4月25日水曜日

夏日

今日は夏日だというのに、薬院のsunbiniさんまで、しっかり片道30分は歩きました。
バス通りを通って、新しい道に挑戦して、緊張が強かったら途中で引き返そうと出発したのですが、なんとか歩き通しました。

「ここはまた、車も人も多いわんね〜。」

約８ヶ月ぶりのsunbini。ジュリもエレナも私のことも覚えていて下さいました(*^_^*)。うれし〜♪

おもちゃを貸してもらって喜ぶエレナ。
「すぐに壊してしまうから･･･」と躊躇しましたが、やっぱりボロボロにしてしまいました。

「これ、気に入ったから返しませんわんよ。」

私がしゃべってる間、足元ダウンするのはまだ無理みたい(>_<)。
いつになったらランチできる？？

＜今日会った１歳児たち＞
パターン１
１歳児「わんわん！>^_^<」
母親「こわい、こわい」
私「(?_?)エ?」目も合わせてませんが･･･？

パターン2
１歳児「わんわん！」
祖父「わんわん　だねぇ」
私「(＾ニ＾）」　そうこなくっちゃ！

学校帰りに、子供がチラシをもらってきました。
体験ツアーの中に、警察犬訓練所と盲導犬協会へ行くツアーが＼(◎o◎)／！！
こんなこと、してたんだぁ〜！知らなかった･･･。

でも、息子達は、
「化石掘りに行きた〜い！盲導犬協会でもいいけど･･･。」

でもいいけど？？？

2012年4月23日月曜日

NO!を言わない

最近のエレナは、「お散歩行こうか」と声をかけると、分かっているのか玄関に向かうようになりました。リードにつながれるのをシットして待ちます。

そして、この頃の試みですが、リードをつけた後にわざと部屋の中で繋留して、お散歩グッズの準備をしながら少し待たせるようにしています。

はじめは、早く早くと引っ張っていましたが、シットで待てるように進歩。すると、外に出た時も落ち着いて始められるようです。

もともと、私が忘れ物に気付いて待たせた時に、エレナが一度クールダウンしたので、それ以来やってます。

散歩から帰ったらグルーミングタイム。最近、抜けますね〜。
エレナにはファーミネーターはあまり効かないので、ラバーブラシでふわっふわと毛が舞います。
それから、毛の掃除をしている間も繋いだまま。そうしないと、ホウキに噛みついたり、花を食べたりして「NO!!」を言う羽目になるから...。

私の昼ご飯。
またもやカフェオレ。エレナに頭突きされて、ブチ模様にしないようケージに入れました。
「NO!!」を言わない作戦。

小学生が帰ってきて、おもちゃ部屋を大掃除。もちろんエレナも参加してくれるので、やっぱりリードで繋がれてしまいました。

「ふんっ　だわん...。」

「NO!!」を言わないための努力です。

2012年4月20日金曜日

???

2012年4月19日木曜日

犬との付き合い方

「おかーさーん、
今日のごはん何？」

ってな顔してるわねっ(-_-;)
ソファから降りなサーイ！

最近の二人はラブラブ。
「エレナ、どうして、君は網の外にいるチュウ？」
「サファイア、私達は一緒に遊べない運命わんか？」

ハムスターを部屋に出したら、エレナの目の前にちょろちょろと行ったので、子供達と私はヒエ〜っと青くなったけど無事でした。

「僕たちの邪魔をする、こんな網は食いちぎってやるチュウ！」
ガジガジガジガジ･･･

春です。
いつもの公園の池で、亀の団体様が甲羅干しをしていました。

エレナは散歩が上達になりました。
近所なら、私（フード）に集中して歩けます。
今日は、バス通りに挑戦。ひっきりなしのエンジン音、救急車のサイレン、広い歩道では、右から左から前から後ろから自転車が通り過ぎてゆく。
エレナはかなり緊張していました。少しずつ慣れようね。道の反対側に犬がいたら、車の前に出ようとするし、通り過ぎる自転車に鼻先を近づけるし、ひやひやすることも。

犬と会うと、まだ知らんぷりができないエレナ。遠くの信号で、ギンガムチェックの服を着た犬を連れている人がいたので、エレナが気付く前にシットさせて待機･･･。あらら？犬じゃなかった。２歳くらいの女の子でした〜(*^_^*)。私の方が緊張してる？

前のパピー、ジュリのTP2の結果が届きました(∩.∩）。
ジュリは、家では常に私について回り、外へ行ってもエレナのように緊張することがなかったので、私も気にせずにどこへでも連れて行ってました。
エレナは、初めて行く場所だと周りに過敏に反応し、私の声が全く届かなくなるので不安に感じました。でもそれは、その子その子の特徴なので、良い悪いではなく、その子に合わせて慣らす必要があると分かってきました。

エレナは家でも自分のおもちゃをくわえて持ってきて、遊ぼうと誘います。ジュリは決してしなかったことです。ジュリはミルキーボーンをもらったら、形がなくなるまで噛み続けるような子で、自分から遊ぼうと誘うことはありませんでした。でも、本当は遊びたかったのかも、と今は反省しています。
エレナは、「遊びたい」と意思表示するし、自分に気を引くために『大切そうなもの』を探してくわえて逃げるし、能動的に動きます。でも、それに全て応えていたら、エレナが主導権を握ってしまうので、エレナに対しては「優しさ１２０％」の気持ちを持っていても、わざとケージに入れたり、出かける前や帰宅後もしばらく無視してみたりと、こちらが優位に立つべく努力しています。そうした努力のせいか、最近は私の言うことを素直に聞いてくれるようになりました。

訓練士さんは、そんなエレナの性格を最初から把握していたし、ジュリには特別なテクニックがなくても素直に育つことが分かっていたのでしょう。

話しは変わりますが、そんなスーパー訓練士さんが、小学生対象の『犬との付き合い方教室』を開いてくれないかな〜と思ってます。うちの子供達もそれぞれ、エレナと遊びたい、可愛がりたいと思っても、エレナに抱きついたらガウガウ興奮させちゃったり、泣かされたり、と上手に遊べません。お忙しい毎日だと思いますが、一般のお子さんも受講できるようになれば、ひいては盲導犬の啓蒙活動にならないかな？？よろしくお願いしま〜す(^^)/。

2012年4月17日火曜日

お姉さん♪

誰もいない二階へ昇る階段を見つめています。いつもは、柵があって上がれないようにしてますが、柵をしていないのです。

「昇りたいけど、ダメかしら･･･？」って考えてるのかな？
柵なしでも、ちょっとの間、下で待つこともできました。

動物病院にてフロントラインとフィラリア予防薬をもらいました。患者さんが少なそうな時間帯を狙って行って、エレナもお利口に足元ダウンが出来て、スタッフからも「お姉さんになったね〜」と褒められ、嬉しくて飛び上がり、危うく頭突きしそうでした(^_^;)。