繁殖ボランティアさんから付けてもらったエレナという名前の由来は、「エレーナのインコ」という絵本から。
心が優しく、困難を自分の力でのりこえて行く主人公エレーナのように育ってほしい、という願いが込められています。

2012年9月29日土曜日

昨日より今日、今日より明日・・・

 <今日のエレナ>
昨日のおとーさんマンガと同じ顔してる(*^_^*)。


ミルキーボーンが減って、口に入る大きさになりました。



家族みなが、「エレナが可愛い、可愛い」と言います。私も見るたびにそう思います。

長男が「昨日より今日、今日より明日、もっと可愛いね。」と言っていました。
日々、可愛い度がアップしていくようです。
本当に・・・可愛くて仕方がないです。

末っ子が「また小さくなったらいいな。小さい時は、手のひらで寝てたよね。」と両手でお椀を作って言っていました。
そんな事もあったんだ〜、としみじみ思いました。
イタズラばかりしていた頃、階段下をゲートで通せんぼしました。
靴を持ってくるので玄関に行けないようにしました。
それでも、洗面所やトイレを荒らすので、とうとうリビングだけがエレナの縄張りになりました。

ウェイトよ、と言うと階段下で待てるようになり、靴を見ても持ってこなくなり・・・今では、ゲートはたたんで片付け、お友達が来た時だけ使うようになりました。

1年での成長は大きいです。

2012年9月27日木曜日

地味〜な日常

 お父さんと一緒にホームセンターへ。

「これは美味しい臭いがしないわんね〜。」
 「どれにするか決まったわんか?」

カートに大きな犬が乗っているので、幼い子が二人付いてきて離れず、ちょっと困りました(^_^;)。
 子ども達の帰りを待つ図。


\(◎o◎)/!
って、あなた誰ですか!?
イノシシですか?

貝をくわえてました・・・。
 まだかな
まだかな〜



2012年9月26日水曜日

体の話:ぷつぷつ

「てへぺろっ。」
今日はカラダのお話です。苦手な方は読まないでね。

実は、9月初めにちょっと田舎を歩いてから、エレナにぷつぷつ、カイカイが出来たのです。
そのプツプツは、首から背中にかけて数個、小さいものの、火山のような形で(どんな!?)、カサブタを取ると赤みを帯びて、じゅくっとした感じでした。

はじめ、毛の間から小さな黒い粉(カサブタ)が取れるので、なんだろう?と思い、すぐにシャンプーをして獣医さんへ。
ダニかと思ったんですが、虫ではなく、細菌などがついて皮膚炎をおこしているとの診断で、かゆみ止めの消炎剤と抗生剤を処方されました。

その薬を飲むと、あっと言う間に良くなり、一週間分もらったのに三日でやめてしまったところ・・・
 10日程して再発。
しっかり1週間飲ませなかったから完治してなかったんですね。ごめんね(T_T)。

薬を飲ませるとピタリと痒みは止まるよう。いまは、毎日忘れずに飲んでいます。エレナは、薬でもおやつのように喜んで食べてくれるので助かります(*^_^*)。

また、薬用シャンプーも有効らしく、今日は丁寧に洗いました。

この箱入り娘がワイルドーな場所へ行くと、またカイカイになるのかどうか心配です。

今回、丹念に体中を調べていて分かったこと。
エレナの皮膚はピンクっぽい部分と、グレーっぽい部分がある、ということ。毛が抜けたらホルスタインみたいなのかな?
顔はグレーの下地なので、濡れると黒ラブ!?って感じ(それは言い過ぎ!)になります。
そして、白い毛の中に黒い毛があちこちに混ざっていました。お母さんが黒ラブだから?

2012年9月25日火曜日

神妙なエレナ

あれ?
エレナ、どうしたの?

いつもリードをちょっとくわえることはあっても、ずっと放さないなんて初めてです。

そういえば、お父さんの見送りに出ていかなかったのも初めて・・・。
私が顔を洗ってる間、玄関でずっと待ってて、待ちに待った散歩なのに、私の後ろからとぼとぼ歩いてついてくる。

朝のウンチョスは元気だったし、体調が悪いことはないと思うけど・・・。

どうしたの?
私が止まると、じっと顔を見つめるエレナ。

どうしたの?具合悪いの?
 ベンチに座ってみたけど、リードを放さない。

取っても、すぐに咥えてじっとする。

なんで?帰りたいの?帰る?


と、そこへ知らないおばさまが近づいてきたら尻尾ふりふり。
「私が犬好きだから分かるのね〜。いまはマンションで飼えないのよ・・・」と話していたら、

エレナの口の中から、ポロリと・・・
私の髪を結ぶシュシュが・・・(○_○)

『なんでやねーーーん!』とエレナを睨みながら、にこやかにおばさまと談笑した私でした。


こらぁ〜〜〜!!!

この口の奥にシュシュが!
だいたい、門を出るときに大きな貝殻を咥えてハムスターみたいな顔をしていたから、
「これは置いていこうね」って優しく外したのに、その奥にシュシュを潜ませていたとは!
やられたぜ、エレナ。
無傷で救出されたシュシュ。

ジュリだったら、靴下でも見つけたらすぐに丸呑みしていたので冷や冷やでしたが、エレナの場合は、飲み込まずにこちらの反応を楽しんでいる感があります(-_-;)。

食べる気はないもんね、エレナ。

ま、いいや。
今日は可愛い黒ラブちゃんに会ったから許す。

「黒ラブちゃんのお母さん、カバンから美味しいもの出てくるわんか?」

残念、ティッシュでした〜♪

2012年9月24日月曜日

週末の外出

 週末は何も用事がなかったので、ネットで調べたドッグカフェにGO!
 お隣の席にはパグくん、その向こうには柴犬くん、その向こうにはシェパードくん・・・

「家族のみんなは美味しいごはん食べてるけど、いっぱい犬くんがいて私は落ち着かないわん。
お店の犬にはいっぱい吠えられて、ちょっと怖かったワン。」

こんな可愛いラベルのワインがあるんですね(*^_^*)。

特に走り回ったわけではないのに、帰り道ではお昼寝モード。疲れた?
 



こんなことって!?
レンコンを切ってたら、包丁がポキッと折れて刃先が床へ飛んでいきました\(◎o◎)/!。
エレナが足元に居なくて良かった〜(;。;)

2012年9月21日金曜日

目覚ましエレナ

「ただいま〜!エレナ、お待たせ〜!」と帰ってきても、「はいよ」という表情。

『んもぅ〜っ!待ってたわん!待ってたワン!』と尻尾でケージをバンバン叩きながら待っててくれるワケではないようです。
朝6時に私の目覚ましがなり、すぐに降りてこないと「ピィ」とかすかな鼻声が聞こえます。
1歳になったレディのエレナ姫は、吠えて催促するなんてはしたないことはいたしません。

二度寝していると、ピィで跳ね起きます。「いかん、いかん!」
今朝は、6時半に慌てて降りてきたら、
「ふーーーーーん」と長〜いため息が聞こえてきました。

寝坊してごめんなさい(>_<)。
明日も起こしてね。
朝7時から開いてるパン屋さん♪「こうぶつ」さん。
2畳ほどの小さな小さなパン屋さんで、母娘でされてるよう。看板に従い、犬連れは外から声をかけるとパンを持ってきてくれます。犬がお好きなようで、エレナを「可愛い、可愛い」と言って頂けます。エレナも焼きたてパンの美味しい匂いを吸い込んで帰ります。

2012年9月20日木曜日

モノ言う顔

「おかーさん、おかーさん、
何か忘れていませんか?
わたし、お散歩、まだですけど?わん」
 「なんだ。
今日は一緒にお出かけするわんか。」
 「は〜。
どこまで行くわんか〜。」
 「ふむふむ。なにやらテーブルの上から美味しそうな匂いがするわん。」
「ふ〜。
美味しいものは落ちてこなかったけど、今日は楽しい一日だったわん♪」

2012年9月19日水曜日

初おやつ

ひたすらドッグフードのみで大きくなったエレナです。
ご褒美のフードも、決められた一日の餌の中から与えるのがPWの約束です。

でも、犬用のガムなども与えても良いと聞いて、今日はPTAにかり出されて留守番だったので、ご褒美に初めて牛革?をやりました。
すると、外へ持ち出そうとして出られず、ケージに持ち込むが出てきて、結局、勝手口の前で周りを警戒しながら食べていました。
警戒するっていっても、私しかいないのに!?

そんな弱肉強食に育てた覚えはないけれど。

我が家にお友達が来た時に果物などを出すと、うちの三人の子達が争ってハイエナのように食べ尽くしてしまい、とくに一人っ子のお子さんが呆気にとられているということがよくあります。
やはり、育て方が悪かったのか・・・(>_<)。

2012年9月18日火曜日

今日の出来事

 台風も行っちゃったし、片道30分かけて遠くの公園目指して出発しました。
普段歩かない道を進んで行くと、歩道の反対側で女性がしゃがみ込んでる・・・。どうしたんだろう?と気にしてたら、「野良猫みたいだけど・・・ひかれて動けないみたい。怒っててさわれない・・・」
まだ半年ほどの子猫は、歯をむき出して精一杯威嚇してくる。内蔵が無事なら助かるかも。
エレナもいるし手伝うことはできなかったけど、くるむためのタオルを渡した。

帰り道では、その場に子猫も女性もいなかったから、無事に病院に行けたかな?
瀕死の猫や犬を見ても、助けようと立ち止まる人は少ないと思います。私にも出来るかどうか・・・。
見なければ良かったと思うくらいかな。

今日会ったような女性は勇気と行動力があって尊敬します。どうか、無事でありますように。

2012年9月17日月曜日

台風三昧

「ちょっと狭いわんよ。臭うわんよ。」

ごめんね、エレナ。外は雨だし、台風来てるらしいし、昼ご飯は車の中で済ませるね。
「ねぇ、おとーしゃん、
自分達だけ食べてるわんよ。おとーしゃんは運転してるのにね。」
 「あぁ!おとーしゃん!一人だけ降りて、どこへ行ってしまったわんか?」

ラーメン、ラーメン。
自分だけ、ラーメン食べるんだって〜。
お父さんの体のほとんどは、ラーメンをはじめとする麺類で出来ています。
「まだかな、まだかな?」

あるPW仲間の方は、百貨店、スーパー、家電量販店、IKEA・・・いろんな所へ連れて行かれます。盲導犬候補ですと説明すると、ほとんどのお店が快く迎えてくれるそうです。
私は「犬OK」の場所ならどこへでも連れて行きますが、「NO ペット」の場所へは連れて行く勇気がありません。
今日はIKEAに行きました。
「20分なら待つ-_-#」というお父さんとエレナ、息子達を車に残して、女二人は駆け足で目当てのモノをつかみ取って戻って来たのは2時間後・・・。
それでも、エレナは外を見たりしながら大人しく待っていたそうです。

外は雨だし台風来てるし、で、エレナはドライブだけでした。
それでも、家でケージで留守番するよりも良かったよね〜♪と思うのは、私だけ??

『盲導犬はどこでも入れる』とはいえ、犬連れで外出するのは、ユーザーさんは周囲にも犬にも気を遣うでしょうね。やはり、盲導犬を使いこなすのが一番難しいと思います。



『おとーさんの漫画、一冊の本になる!?』

エレナの修了式を前に、娘がエレナ漫画をコピーして冊子にまとめました。

「協会の本棚にこっそり置いてこようか!(*^_^*)」
なんて冗談言ってます。
11月まで時間あるけど、もう増えないのかな?
スケッチした絵は、ジュリとエレナが一目で分かるので感心します。

<おまけ>
朝7時、台風の生ぬるい風が吹く中、散歩へ。ステテコ姿のおじさまが一人で散歩していたり、なんだかいつもと空気が違うなぁと感じていたら、30mほど先に道の真ん中に立っている犬と目が合い、こっちへ向かって走ってくるそぶり!猛烈にエレナと逃げました。
怖くて怖くて全力疾走〜〜!こんな気持ち、子どもの時以来かも。
振り返り振り返り・・・エレナは興奮せずに、ギャロップの足取りで付いてきてくれたけど、私の心臓はバックバク。
どんよりとした空は重いし、今日は近道して家路につきました。

野良犬はいないはずだから、私が見たのはまぼろしか、ノーリードに見えただけなのか分かりませんが、実際に犬が襲ってきたらどう戦ったら良いのでしょうね。そんなシミュレーションもしておかなくちゃ、と思ったのでした。

しとしと雨が降り続く、残念な台風三連休でしたが、被害がなかっただけ良しとするか・・・。

2012年9月14日金曜日

愛すべき性格

私がちょっと車を停めて、八百屋さんで白菜買って、
「エレナの声聞こえないな。さすがの1歳はお利口に待てるんだな(^o^)」
と思って帰ってきたら、
座席の後ろポケットに入ってたティッシュが、こんなになってる!!
ね〜、エレナさん!
聞いてますか!?

「え〜?だってぇ、留守番嫌いだしぃ」

今日、おかーさんが庭にちょっとだけ出たときにエレナに待っててねって言ったら、速攻でお掃除クロスをびりびりにしたよね!
「忘れたわんよ。そんな前のことは。」

とにかく、エレナは気位が高いと言おうか、お姫様と言おうか、 目の前でドアを閉められると、もうどうにも止まらなくなるようです。
しかも、戻って来たときに一番最初に見る場所に、残骸を置いておく。まるで、
「私を置いていくと、こうなるわんよ。」と言ってるみたい。キャー、コワイ!
でもね、
そんなエレナでも可愛いんです(*^_^*)。
言葉は通じないけど、あの手この手で私に訴えてくるし、「そうだよね!」って通じ合った時の一体感も嬉しい。

ジュリは手がかからなくて、優しくて、誰からも愛されるだろうと思えましたが、エレナのこのねじくれた、愛すべき性格を大好きになってくれる人の所へ嫁いで行って欲しいなぁ、と母は願うのであります。
犬にも色々ありますよね。

ラブを飼っていたお友達の家に、ある日ラブがもう1匹増えていました。
普段行かないペットショップに行ったら、ラブの子犬が数匹いて、その中に頭のてっぺんが少し尖っている子がいたそうです。
腫瘍かもしれないし、売り物にならないと聞き、行く末が心配になって、その場でもらってきちゃったそうです。命拾いしたその子は性格もよく、先住犬とも仲良く暮らしています。めでたしめでたし。

あるドッグカフェでの話し。
近所で捨てられていた3ヶ月ほどのラブの子犬がお客さんから持ち込まれ、体中が皮膚病に冒されていたところから、ブリーダーに捨てられたのではないか・・・と。
いまでは、きれいに治療されて、カフェに来るお客さんに笑顔を振りまいて幸せに暮らしています。めでたしめでたし。

別のカフェでの話し。
捨て犬の保護活動もしていて、犬好きというのはわかっているので、ある日、老犬が家の前に繋がれていたそうです。
体中に腫瘍が出来ていて、施しようもなかったそう。それでも世話をしていたら、元の飼い主が「それ、うちの犬」と名乗り出たそうです。その土地では、犬が死ぬまで面倒を見る意識も低く、面倒見切れなくなったら、トンネルの向こうに捨ててくるのだそうです。『犬はトンネルには入らんから』だそう。
今回の場合は、人の家の前に繋いでありましたが、もちろん、捨て犬も多いそうです。この子は、カフェのご主人に手当てされながら見送られたそうです。

愛玩犬、番犬、盲導犬、警察犬・・・どんな犬でも、どんな動物でも寿命が尽きるまで責任を持ちたいものです。