PWを一段落した私は、ネットで他のボランティアさんのブログを見て癒されてます。先日は「ラブラドール ぬいぐるみ」と検索にかけ、思わず購入ボタンを押しそうになり、いや、いかんいかん(>_<)と踏みとどまりました。アブナイアブナイ。
PW仲間と「訓練犬からメールが来たらいいのにね」と話したことがあります。
『今日は寒いわんね。みんな元気?私は、こちらの生活にも慣れてきたわんよ。床が固いからクッション送ってくれる?よろしくわんU^ェ^U』 なんてね。
以前、あるPWさんから
「私が育てた子が、ジュリと同室で三匹で入ってるんだって」と聞き、私が想像するジュリが、個室で丸くなっている姿から、三匹で寄り添っていたり、お互いを枕にしている姿に変わり、心がほっこりとなりました。
訓練中に限らず、盲導犬にデビューした後でも、CC犬になった後でも、その子の話しや様子を聞けると、元気な姿が想像出来るし、活躍していることが分かってパピーウォーカーをして良かったと思えるんじゃないかな。
多少の犠牲を払ってパピーウォーカーを引き受けて、心引き裂かれるような辛い別れをし、「幸せだと信じているわ」だけでは、私は身が持たない気がします。
かといって、協会に電話をして
「ウチの子、元気?食べてる?何してる?鳴いてない?ちゃんと世話してる?」なんて言ってたら、モンスターパピーウォーカー(モンパピ?)って言われちゃいそう。
どうしたら楽しくボランティアが出来るのかな?と考えてみて、ジュリの噂を聞いて私が嬉しかったように、ボランティア同士が交流することによって、犬たちの元気な様子や頑張ってる話しを聞けると、遠くからでも気持ちよく応援できるんじゃないかと思いました。
繁殖犬や引退犬ボランティアは出来ないけれど、1年ごとのPWなら出来るわ、という家庭も、犬が過ごす先の様子が見えていれば、バトンタッチもスムーズに「はい、お願いしますね」と笑顔になれるかも。
例えば一度だけPWをしたきりの人でも、その犬は十年以上生きています。協会と関わりがなくなったら、犬の消息も聞けない、では辛いでしょう。犬を預かっていなくても、情報は共有できるなら、いつまでも盲導犬応援団でいられるし、状況が変わってPWできるようになったら復帰がスムーズかも。
CC犬を引き取った方も、躾けに困る場合もあるでしょうし、犬のトモダチが欲しい方もあるかもしれません。候補犬同士は、不思議とケンカしません。今まで、相性の悪い候補犬に会ったことがないから、きっと仲良くできると思います。
そんなこんなを考えていて、モンパピにならずに、PWの辛い別れの記憶を引きずらずに、笑顔でボランティアできる、そんな盲導犬協会を夢見ています。

「顧客満足度第1位」を目指す企業があるように、「ボランティア満足度第1位」を目指しては!?
←なかなか片付けられない犬グッズ・・・